私の平成
平成があと一月あまりで、終わります。
皆さまにとっての平成はどんな印象を持っていらっしゃるでしょうか。
私の平成は、別れの時代だったように感じます。もちろん、出会いもたくさんありましたし、新しく知り合った人達との心の交流もありました。今現在も続いている貴重なものも。
それでもやっぱり、この世から去ってしまった大切な人達と、別れが多かったように思うのです。
優しかった義母は、72歳で突然病に倒れで呆気なく逝ってしまいました。
可愛がってもらった伯父も、いつも実家に帰ると逢いに来てくれた、親戚のおじさん、おばさん、近所のあの人もこの人も、頼りにしていた電気屋さんも64歳で亡くなり、父も呆気なく逝きました。
幼馴染のえっちゃんも、50歳を目前に亡くなり、葬儀の場面がたくさん思い出されます。
平成は、26歳から56歳までの私にとって、まだ若いからもう後がない(^^)、長い長い道のりでした。
もちろん輝いていた季節もありましたし、バブルも経験し、たくさんの思い出もあります。
それでも別れの時代だった。それだけ平成の最初よりもより終わりに近づいた近年に、時間の重さを感じている自分がいます。
令和の時代は、現皇太子ご夫妻と同年代の私にとって、どんな時代になるのか、どんな風に生きて、どんな風に終わりを迎えるのか、そんな最終章の始まりを意識してしまいます。
今を大切に生きなきゃと、大正から生きてきた爺やを思い、考えてしまいます。
« 新元号は令和になりましたね | トップページ | 休暇のお知らせ »
「ブログ」カテゴリの記事
- 小春日和に形見分け(2021.02.23)
- 命を生ききる(2021.02.13)
- 本年も宜しくお願い申し上げます。(2021.01.11)
- 2020年が終ります。(2020.12.30)
- メリークリスマス!(2020.12.25)
コメント