接木運と羊刃を乗り越えて
今日、ご紹介からご縁をいただいた女性は、マラソンの有森裕子さん似の、もちろんもっと若いのですが、余計なものを排除した自然な美しさを持った人でした。ナチュラルで、静かな語り口調の中に、キャリアを積んできたビジネスウーマンとしてのキラリと光るものを湛えてもいました。
30歳で接木運の分岐点を通過して、ご自分でも怖いくらいに順調すぎるそれまでから、真逆の人生を味わった人でもありました。
仕事もプライベートも。
なぜ今のタイミングでご縁をいただいたのかは、すぐにわかりました。接木運のあとの苦難の10年が今まさに終わり、新しい運気が始まる一週間前の出逢いでした。
人は辛いことがあると、この苦しみは何を意味するのか、本当にこれで良いのか、なぜ、こんな辛い思いをしなければならないのか、自問自答の中でもがきます。
ですが、それこそが、新しいスタートを迎えるための禊。辛いからこそ、もがいたからこそ、勇気を持って決断して、大切なものとお別れでき、数年後に振り返った時に、良く頑張ったなと、ゆっくりと噛みしめる時間が訪れます。
この女性は、羊刃という龍のように吉凶の波が強い人ですが、上昇すればスポットライトを浴びるだけの資質が十分にある人。
節分後から始まる新しい運気は、これまでよりずっとずっと明るく強く、頑張ることの意味もチャンスも与えてくれます。
言葉を噛みしめるように、静かな語らいの時間でした。頑張る女性は、美しい。
Hさんへ、もうすぐ春です。
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