恐怖の時間
私には、一番怖くて嫌いなものが一つあります。
それは
歯医者。
子供の頃、医者の手にあった大きな研磨機を見た瞬間、逃げ出した思い出もあります。母には苦労をかけました。( ̄▽ ̄)
50代に入り、そろそろちゃんとメンテしなきゃと。
80歳で自分の歯を20本は残したいし。
そんな時、奥歯の詰め物がポロリと取れ。
歯医者の扉を開けました。
問診票には、
「痛くない治療なら全部治したいです。」
と、子供みたいなことを書きましたが、切実な願い。待ってる間も、あの嫌な機械音。
ドキドキものです。
痛かったら左手を挙げて教えてください、と、
少し太めの優しそうなベテラン先生がおっしゃる。
痛みを感じてから伝えるなんて、嫌だわと心の中で叫びましたが、すでに痛い気持ち( ̄▽ ̄)
でも、しっかりと麻酔をして下さり、全く痛くない。しかも仕上がりも綺麗。ゴールドからシリコンに変えて、見た目も綺麗になりました。
しばらくは通い続けて、全部完璧にしようと誓いました。
後日
「先生のお陰で歯医者が嫌いでなくなりました。まだ好きまではいきませんけれど。」
先生は、
「それは良かったです。痛くないでしょ?今は。
一本インプラントした方がいいのがありますからね。ブリッジは健康で綺麗なのを削らなきゃいけないですしね、あなたの場合は切開しないで、そのままの状態で治療できますよ。」
「もちろん、麻酔をしっかりしてね」
(^ ^)
うぐぐ、インプラントなんて骨に埋め込むあれでしょう? 今、トラブルで話題にもなってるし。怖いじゃないの。
「ぜーんぶ終わって、最後にどうするか考えます。」
私は歯医者嫌いが良かったのか悪かったのか、差し歯は一本もありません。神経を抜いた歯は3本ありますが、あとは生きていて、抜いたままの場所が一箇所。普通は時間の経過とともに倒れたり斜めになったりしやすいらしいのですが、直立不動でしっかり残っています。
歯医者の進歩に、まだついていけない50代女です。
怖いわぁ、歯の治療も代金も。。。
歯医者さんにお金どんどん使ってるみたいよ。
あたちのご飯、大丈夫かしら?
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