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2013年6月23日 (日)

天の川

数週間ほど前から、時々我が家の庭に出入りしていた、野良猫さん。
一目でエイズの末期であることは、私の目にも明らかで、それでも、我が家の水を飲み
我が家の庭でトイレをして、警戒しつつもじーっと見て、プイッといなくなる。

そんな野良さんを捕獲して病院いつれていく勇気はなく、ましてや、カノンへの影響ばかり考え、地域で生きている野良さんの、非情で厳しい現実を思ったりしていました。

その野良さんが、我が家の駐車場の車の下で息も絶え絶えにぐったりしているのを、通りすがりの人が見つけて、連絡してくださいました。
まだ生きてはいるけど、車の下はあぶないし、このままよりもすぐに保健所に連絡した方がと。

息も絶え絶えで、あと数時間かもしれない命を、保健所へはとてもとても、無理。
そっとタオルで包んで保護しようとしても、全く動かない下半身からは予想もつかないような力で強烈に威嚇。辛く苦しい中で、残された力の限りで。

触るんじゃない、私がこの場所を選んだんだから、私は自分で自分の生涯を全うするんだから、尊厳しろ。という感じがしました。
夫とも相談して、車の下なら、暑くても日陰になり、雨にも濡れないだろうから、そっと最後までここにいてもらおうという事に。

時々様子を見ては、眠っている姿でほっとしたり、苦しそうにしている姿に声をかけたり。でも、今日お昼頃に最後をむかえました。差し入れたものは一切口にせず。

苦しかったけど、もう大丈夫、安心してね、誰も恨んじゃダメよ。ゆっくりと休んでと声をかけて、タオルにくるみ箱にかつお節をいれて、行政のお世話になりました。

この野良さんは、数件先のおばあちゃんが外だけで飼って、エサとダンボールでの生活をしていた猫ちゃんだったのかもしれないと思うと、最近おばあちゃんが出てこなくなり、やがて、野良になってしまったのかもしれないと思うと、やるせない気持ちで一杯。

すべてが終わってから悲しみが襲ってきましたが、カノンを抱きしめつつ、改めて自力で縁をつかんだカノンの強運さと、保護してくれた里に改めて感謝。

安らかに。
もっと早くに気がついてあげられなくて、ごめんなさい。

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