Macからマックへの見出しで、華麗な転身を図り、この不況下でも最高益の結果を出した原田氏。ITから外食産業への転身を見事に果たし、着実な実績を残している成功者といえる人物ですが、反面で、世論からは極端な評価を持つ人でもあります。
氏の戦略と手法が、これからどの様な変遷を見せて行くのか、個性も含めて見てみたいと思います。
1948年12月3日(時間不明)
長崎県生まれ
<個性>
情緒性と感受性の強さ、深慮と直感的な駆け引きの計算が巧みな人物です。
器用な人ですが、伝統の中から枠にはらまない自由な感性と信念に基づいて、果敢に攻めて行く人です。空論は嫌い、政治力、組織力の関心も高くカリスマ性もある人情型のワンマンタイプ。
行動も活発で、下よりも上からの人気と支持を得られる人ですが、人間関係は偏りが見られる人です。
しかし、非常に男気があり、すべてにおいてプラス思考、そして泣き言も言わず、戦国時代の武将の姿を思い浮かべさせる様な人物と言えます。
<社会での手法>
とにかく良く自分を知っている人と言えます。
小さなフィールドで納まっているタイプではなく、世界を相手に勝負して行く人です。そうでなければ開運は難しい人と言えます。意思も強く頑固であるのですが、自分以外の星が運勢に働く事はなく、自分の力量で生きて行かなければなりません。その為、プロ意識が非常に高く、自分の戦略を着実に実行しなければ気が済まない傾向があり、独断専行型と言えます。弱点は自分以外の人間をあまり信用しない事。ライバル視する傾向にあるので、協調性や人望という点では難しい側面もあります。
しかし、時代の流れを見極める目と、視野・着想の広さ、自己の信念とエネルギーの強さもあり、自力で運を切り開いて行く経営者です。
<現在のライフサイクル>
現在のライフサイクルは2000年から始まっています。その前後30年ぶりの運気の変化をして、それまでの人生に離別して、新たな人生を歩む時期を経ています。
過去の1990年からの10年間は、彼自身の持っている中心となる星が破壊をされ、普通であれば逆境運とも言える運気なのですが、調候用神が働き、時間を司っている星がその恵みを受けて、Apple社で日本のトップの座を獲得されたと言えます。
しかし、表面で見えない部分で、かなりの苦心もされた可能性が高く、また良くない時期には本人のマイナス面がクローズアップされる時でもあるので、その時代にいた方々も人によって評価の差が大きかったのではないかと思われます。
そして、2000年から大きく運気が変化し、特に、2004年は、新しい出発の為のチャンスがあり、それを活かして現社長として君臨されています。現在の運気は非常に吉暗示が強く、自分にとってふさわしい出会いにも恵まれ、また社会的な評価、権利を得られる10年を迎えていましたので、この実績も頷ける事と言えます。
今年、2010年は10年ぶりに運気の変化を迎えます。
これまでの様な順調さは陰を潜め、すべてにおいて流動的で変化の多い落ち着かない時となります。
今後10年間は、それまでの手法と戦略を変えて、長期的なプランでこの企業を10年後にどんな会社にして行くのか、じっくりと考えて行く事が大切になる運気と言えます。
社長の座を退く可能性も否定出来ませんが、どれだけ忍耐強く粘っていけるか、トップとしての生き方そのものが問われると言えそうです。
<2010年の運気>
今年は、特別な運気が働いています。
試練運と言える年ですが、それも通常よりも強く出やすい時期を迎えています。
体調にも気をつけなければなりませんが、何事も縮小策を取る事が良く、前進よりも現状維持を心がけて行かなければ、厳しい現実と対面せざるを得ないやや辛い時期と言えます。
ビジネス、金銭、体調、プライベートなどにおいてトラブル傾向を秘めています。今年の手腕の発揮次第で来年が決まると言えます。
しかしながら、現在不採算の店舗閉鎖を先月決定し、2011年中の店舗展開を表明している点から見て、この判断は正しいと言えます。ただ、これをどのように処理して行くか、その過程でのトラブルに発展しないよう、気をつける必要があると言えそうです。
以上は、時間を考慮せずに見た結果ですが、1990年からの10年の苦境をものともせず、またラッキースターの恵みも受けて、最悪の時代を乗り越えて来た方ですから、非常に強い運の持ち主と言えます。また、近年になって名前の字画を変えられた様でもあり、彼をささえる陰の陰陽師がもしかしたら付いているのかもしれませんね。
とにもかくにも、消費者と時代に即したサービスとマーケティング能力を活かして、社員の方の為にも頑張っていただきたいと思います。
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